『協う』2009年12月号 No.116
特集 「教育」と生協
少し前に、証券会社が小・中・高校の授業に教材やノウハウを提供するというニュースがあった。小さなうちから株式投資に慣れ親しんで貰おうという意図だろうが、そうして育った子ども達がどのような金銭感覚と労働観を抱くようになるのかは、なかなか興味深いものがある。さてそれでは、生協は何をしているのだろうか?
ロッチデール以来、「協同組合の命は教育である」といわれてきた。協同組合原則においても、とくに若い世代に対する「教育・広報・情報提供」の重要性がうたわれている。はたしてこの原則は絵に描いた餅なのか。本号では、生協における「教育」の実践について、先進的な取り組みを取材し、その意味を考える。
特集 「教育」と生協 |
特集 |
㈵児童・生徒・学生に生協はどう伝えられているのか? 次代を担う子どもたちに生協を知ってもらいたい 教育で築く子供・学校・地域との新しい関係 大学における 「協同組合論」 の現状 ㈼ 生協における 「教育」 の重要性
|
書評 |
賀川豊彦著 『乳と蜜の流るゝ郷』 |
|
阿部志郎 雨宮栄一 武田清子 森田 進 古屋安雄 加山久夫 |
||
視角 |
購買生協に働く職員にとって学ぶとは |
|
連載 | 私の研究紹介 |