2014年4月アーカイブ

 第3回研究委員会は、4/12(土)に18名の参加で開催されました。

まずはじめに、第22回総会記念シンポジウムの企画提案について報告と意見交換を行なったのち、2014年度の事業計画作成に向けて意見交換を行ないました。

また、研究委員からの近況や研究活動の報告として、杉本貴志氏からは執筆された「生活協同組合研究」をテーマに、玉置了氏からは、「消費者のアイデンティティ形成と倫理的消費」をテーマに、村田武氏からは、「ドイツのエネルギー転換の現場に学ぶ」をテーマに、それぞれ報告をいただき、質疑・意見交換を行ないました。

お届けが遅くなりましたが、4/4(金)季刊『くらしと協同』2014春号をお送りしました。今号より、表紙は全面的に、中は一部デザインをリニューアルしました。

表紙は、引き続き京都らしい小紋の紋様を使用します。前号までは特集に合わせた紋様を選び、カラーは並べれば虹色になるようにしていましたが、今号からは季節にあった紋様を選び、カラーは次号から季節と紋様を活かす色にする予定です。(今号のカラーは例外です)

特集は、「『ブラック』生協にならないために」という少々過激なタイトルではありますが、生協の役職員の皆さまにお役立ていただければ幸いです。


併せて、『生協の「経営危機」を考える』として、第21回総会記念シンポジウムの内容を『くらしと協同』増刊号というかたちで発行しました。

本号は、従来のように、総会記念シンポジウムの内容を忠実に再現する報告集ではなく、その内容をベースに置きながら、シンポジウム本来のねらいやその後の論議なども参考に、報告者と分科会座長の責任において、まとめたものです。シンポジウムの到達とその成果を簡潔にわかりやすく伝ることで、現場実践に役立てていただくことをねらいとしております。


さらに今回は、自主研究会「食の懇話会」の3冊目のディスカッションペーパーも同封しております。若手研究者を中心とした、活発な研究会の成果をお読み取りいただければと思います。


衣替えした、季刊『くらしと協同』2014春号、ならびに、新たな試みである『くらしと協同』増刊号の『生協の「経営危機」を考える』~第21回総会記念シンポジウム特集~、そして「食の懇話会」の研究成果をどうぞお役立てください。

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