11/8(金)、当研究所企画委員の生協の人事教育担当職員を主な対象として、「"教育のためのTOC"を知る学習会」を開催しました。講師は、若林靖永先生(京都大学大学院教授、「教育のためのTOC」日本支部理事長)です。
「教育のためのTOC」は、2012年開催の「第14回生協組合員理事トップセミナー」はじめ、各地で組合員理事研修や職員研修で広がりつつありますが、「そもそも何なの??」という疑問に応える場として設定しました。
「教育のためのTOC」の基本理念は、人間の心と力を信じること、人と協力して一緒に考え、行動することで、社会や現実を変えることができるということ、それらは協同組合の理念にも通じるもので、協同組合的思考ともいえると思います。
もともとマネジメント改革のためのツールTOCをベーシックにまとめたのが、「教育のためのTOC」で、使うツールは次の3つだけです。
因果関係によって物事を理解するためのツール「ブランチ」、対立する意思決定や問題についてできる限りWIN-WINの方向を見出す「クラウド」、戦略計画を立案する「アンビシャス・ターゲット・ツリー」という3つのツールを使って、論理的思考により、問題解決を図るものです。
詳しくは、当研究所発行の『第14回生協組合員理事トップセミナー報告集』もご参考までに。