コーポラティブ・ラボ
【設立の経緯】
くらしと協同の研究所において当時、福井県立大学(現摂南大学)の北川太一教授を座長として発足した「食の懇話会」(活動期間:2008年~2014年)において活動を行い、研究の親交を得たメンバーを基盤として、くらしと協同の研究所に関わる若手研究者の交流を目的に、2017年1月から「くらしと協同の研究所・若手集会」を実施。同年12月から名称を「コーポラティブ・ラボ」として、研究活動を行っています。
【活動の主旨と目的】
既存の協同組合をはじめ、倫理的消費やソーシャルビジネス、コミュニテイビジネスなど協同組合の研究に関連する取組みを研究対象とする若手研究者は多数いますが、研究交流等を行う機会は多くはありません。そこで、研究交流や発信等を行える場として、くらしと協同の研究所を拠点に、協同組合および協同組合とつながりのある研究等に関心のある若手会員を主体としたメンバーで活動を行っています。
コーポラティブ・ラボでは、若手研究者が集う場をつくり、情報交換・発信の機会を積み重ねていくことで、研究の継承・深化、ネットワーク・アクセスづくり、新たな研究成果の発信等を行っていくことを目的としています。
【主な活動内容】
研究交流会、現地視察、『季刊 くらしと協同』(夏号・冬号)の企画編集、共同研究等
コーポラティブ・ラボメンバー(2024年9月現在、五十音順)
氏名 | 所属 | 研究分野 |
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青木 美紗 | 奈良女子大学 生活環境学部 | 食料・農業経済学、協同組合論 |
岩男 望 | 京都大学大学院 農学研究科 博士後期課程 | 世界農業遺産と地域振興 |
岩橋 涼 | 名古屋文理大学 健康生活学部 | 食農地理学、協同組合論 |
上野 秀剛 | 奈良工業高等専門学校 情報工学科 | ソフトウェア工学、システム設計 |
小田巻 友子 | 立命館大学 経済学部 | 社会政策、医療福祉生協、スウェーデンの親協同組合 |
加賀美 太記 | 阪南大学 経営学部 | マーケティング、流通 |
片上 敏喜 | 日本大学 生物資源科学部 | 地域と食文化、6次産業化、持続可能な観光 |
下門 直人 | 京都橘大学 経営学部 | マーケティング、流通、アジア経営論 |
霜永 智弘 | 同志社大学大学院 社会学研究科 博士後期課程 | 人的資源管理論、労使関係論、雇用政策 |
長島 洋介 | ラボラトリオ株式会社 | 高齢化社会と地域協働 |
則藤 孝志 | 福島大学 食農学類 | フードシステムと地域経済 |
御手洗 悠紀 | 日本学術振興会 特別研究員 (PD・同志社大学) | 有機農業史 |
浮網 佳苗 | 同志社女子大学 表象文化学部 | 近現代イギリス史(生協史) |
八尾 祐香 | 京都大学大学院 農学研究科 博士後期課程 | 道の駅と地域振興 |
山野 薫 | 京都橘大学 経営学部 | 農業経営学、フードシステム論、消費者行動論 |
横川 珠里 | 日本大学大学院 生物資源科学研究科 博士前期課程 | 地域づくり、まちづくり、観光とメディア |