『協う』2003年6月号 コロキウム
「子育て」 支援と
父親の育児参画
財団法人 生協総合研究所研究員
近本 聡子
1. 子育ての環境
日本の社会では子育てが 「楽しくない」 あるいは負担が非常に大きいという調査結果がいつも引き合いに出され、 少子化との関連で問題にされている。 確かに、
少子化との関連はわずかにあるが、 生活する個人にとっては、 社会全体の少子化などはさほど大きな問題ではない。 何が問題かというと、 子育て上発生してくる様々な負担が、
女性 (母親) に偏って負荷されるということによって、 親自身にも子どもにも、 あまりよい影響を与えないのではないか、 という点である。 第1子の初期子育て期
(就園するまで) がもっともその負担が大きい時期である。
家族研究者の山田氏は<最近日本の子育てが難しいといわれるのは、 けっして子育て環境が悪化しているからではない。 …中略…地域の保育力が低下したせいでもない。
「子どもをよりよく育てなくてはならない」 という社会の圧力がますます強まっているからなのだ>註1と分析しているが、 社会環境の分析としては、 これを筆者も支持する。
核家族化や地域の紐帯などについて、 子育て環境の変化 (たいてい悪化として把握されている) を述べる時に必ず引き合いに出されるのであるが、 これらはここ10年くらいの話ではなく、
半世紀以上前からの動態である。
むしろ、 都市への人口流入が高度経済成長期に比べると落ち着いてきている現在、 子育てを始める夫婦のどちらかの親が同居・近居である確率は高くなっており、
生協の組合員の30歳代を分析すると6割が同居近居であることから註2、 核家族化は即、 子育ての障害とは言い切れないと考える。 家族形態の問題の所在は 「親世代」
の援助 (特に人手) を受けられない夫婦に強く偏在する可能性が高い。
そして、 「子どもをよりよく」 の中身は多種多様で、 収入は少なくてもブランド服を着せてやりたいという親から、 落ちこぼれっ子にならないようベネッセの赤ちゃん
(幼児) 教育を通販する親註3、 手作りこそが愛情表現と食生活を徹底的に管理する親など、 あらゆる 「子どもによいこと」 が存在する。
2. では子育て期の
ファミリーサポートとは
少子化対策として国や行政が近年力を入れている保育事業は、 保育労働環境の問題は別とすると広がりや充実を確実に示している。 NPO や地域ネットワークの活用も進んできている。
山口県などは介護の非専門的な分野と保育をリンクさせて、 県内各地域にファミリーサポートセンターを設置し、 会員制ではあるが、 援助してほしい人とできる人をコーディネイトしている
(有料)。 東京都の区部の多くの自治体では、 社会福祉法人などが委託でそのような事業を行っている。 これらは各地の生協で取り組まれているくらしの助け合いの会の行政版である。
保育事業の充実とともに、 子育て期のファミリー、 特に母親にとってサポートになる 「ドロップ・イン事業」 も少しずつ増加している。 これは、 就園前の子どもを主な対象にした
「子育てひろば」 と多くは呼ばれるものである。 東京都武蔵野市が先駆的であるが、 自治体や NPO, 生協によるものがでてきている。 これは家庭で子どもを育てている親が、
子どもと一緒に気軽に立ち寄って息抜きできる場の提供で、 子育ての仲間作りにも適したものである。 各地の生協でもこの2年で倍増以上に増えてきており、 しかも地域に開かれた
(だれでも利用できる) ケースが大半である。 これらは、 <よい子育て>圧力にもっとも晒されている専業主婦層が、 子育てのささやかな息抜きとして来場するケースが大半である。
3. 父親が育児参加するには
以上のように育児環境はサポート強化の方向にあると筆者は考えるが、 なかなか進まないのが父親の育児参加である。 家族内の相互サポート体制はどの数字をとっても劣悪なのが、
日本なのである。 男性優位の企業システムについては、 陳腐化するほど言われているが、 長時間の就労、 遠距離通勤、 父親の育児休暇の取得率の低さ、 男性の家事時間の短さ、
すべてが、 日本の家族内の連帯の希薄化を強める要因として働いている。 孤立する母親を作り出しているのは、 まず家族だということである。 筆者は現在、 父親の育児参加の可能性について、
まず夫婦の現状をみる定量調査・定性調査を研究会を組織して進めているが、 両方の調査からの知見を紹介したい註4。
4. 夫婦のズレが随所に見られる調査結果
日本では、 家族は維持することが自己目的になりがちな組織であり、 山田氏が分析するように 「仲が悪くても離婚しない夫婦」 や 「妊娠中絶を選択する未婚カップル
(あるいは女性)」 「子ども夫婦と同居はしていても気まずい思いをしている高齢者」 などは普通に見られる。
メンバーの一人で、 臨床心理の研究者は 「子どもの問題」 の背後には必ず夫婦関係のズレやどちらかの不満があるという。 我々の研究チーム註5では、 父親の参画の条件をさぐるために、
■親になるという準備不足 (男女ともペアレンティング学習がない) ■ファミリーリソースが身近にない ■若い父親は意識だけは少なくとも参画の方向に変わっている
■生活の変化がすくない父親に対し、 子育て期に家族内労働の比重が高くなる母親は生活構造が激変する、 などを仮説として調査項目を設計した。
この夫婦間のズレや、 労働の偏在を明らかにするために、 定量調査ではカップルでの調査を実施した。 また、 定性調査では、 本音を聞きだすことを目的として父親に絞ったグループインタビューをおこなった。
その結果として、 現在以下のような知見を得ている。 (※以下、 各項に対応する表はP10、 11参照)
■親になるために学習していない (機会が少ない) 父親
「案ずるより産むが易し」 とは言われるものの、 現代社会では、 弟妹の子守りをする機会も、 まして他人の子どもに接する機会も非常に少ない。 筆者も子どもが産まれて初めて新生児を抱いた。
本調査で、 2歳までの子どもと思春期以降かかわりを持った経験のない人が女性の4分の1、 男性の4割という数字を得た。 「たまに関りのあった人」 を加えると、
女性の半数以上、 男性の8割以上が身近に赤ちゃんがいなかったという。 経験から何かを得るのは、 かなり困難であることがわかる。〈表■-1〉
さらに、 第一子出産前に学習をしたかどうか、 では女性の4分の1、 男性の4分の3が指導を受けていないと回答している。 男性の出産前の子どもについての学習は、
ほとんどできていない状態である。〈表■-2〉
■パートナーとの関係を 「変化なし」 と評価する父親
家族とのコミュニケーションを意識的にとっている人は父母ともに85%と差がでなかった。 しかし、 コミュニケーションの手段 (複数回答) としては女性が
「パートナーと話し合う」 のが75%に対し、 男性は 「パートナーと話し合う」 59%というよりも 「子どものことをパートナーに聞く」 が7割弱と間接的な状況把握というほうが比率が高い。
日常、 子どもとの接触時間が少ないことが要因であろう。〈表■-1〉
子どもの誕生後にパートナーとの関係に変化があったかを聞いたところ、 「変わらない」 と回答した人は女性の64%、 男性の76%と認識のズレが見られた。
その分女性は、 「以前よりまずくなった」 率が男性より高いという結果である。 これをペアを特定してみてみると、 妻が 「まずくなった」 という夫の35%が
「変わらない」 と回答しており、 関係の認識自体にズレがあることが分かった。〈表■-2〉
■ 「十分に話し合ってる」 と母、 「パートナーの言うとおりにする」 と父
また、 育児上での意見の相違についての認識は比較的近かったが、 意見の相違をどう解決するかという設問では、 女性が 「十分に話し合う」 「自分の思うとおりにする」
のに対し、 男性は 「十分に話し合う」 率が女性より低く 「パートナーの言うとおりにする」 と回答する率が高い。〈表■-1〉
そのような関係の上で、 パートナーへの評価は女性からが厳しく、 男性は9割以上がパートナーは 「よくやっている」 と評価している。 ペアで見てみても、
夫が妻を 「よくやっている」 という評価に対し妻が夫に 「やってあたりまえ」 と特殊性を否定しようという傾向があって、 興味深いところである。〈表■-2〉
■消極的な育児態度の父 「成り行き」 が3割を越える
自分自身は育児をどういう姿勢でしているかという設問には、 女性が98% 「自分のすべきこととしてしている」 に対し、 同じ回答項目は男性では50%と、
格段のひらきがある。 男性は 「成り行きでする」 が33%、 「頼まれた時にする」 が15%と、 自分の育児参加については消極的な態度を示している。〈表■-1〉
育児は母親、 ということが 「あたりまえ」 という男性は全体の33%である。 この人たちのパートナーをみると、 6割が 「あたりまえではないと思う」
と感じていて、 もっとも意識のギャップがでているところである。〈表■-2〉
■育児休業はとりたいが現実的には無理が7割
自分が育児休業をとるかどうかを聞いたところ、 とりたくない人は男性の22%、 とりたい人は7%、 とりたいが現実には無理というのが69%で、 とにもかくにもとりたいと考えているのは8割近くになることが分かった。
女性は、 仕事のある人の6割がとりたいと回答しているが、 女性も3割強が 「現実には無理」 という。 労働条件や組織風土の冷たさがでている数値である。
該当する女性の1割弱が 「とりたくない」 と回答している。〈表■-1〉
■父親にも回される育児雑誌 情報源は母親と異なる
育児の情報として参考にしたものは、 妊娠期については女性の9割、 男性の5割が雑誌と回答しており、 育児雑誌が非常に情報源として重要なポジションを占めていることがわかる。
男性はパートナーから回されるという率が高い (定性調査より)。 男性は若い層で友人や同僚などの口コミ情報が高率で、 年齢による 「子どもの話題」 の出方に差があることをうかがわせる結果である。
インターネット情報は地域による格差が高くでた。 いずれの情報源でも男性を4割以上集めたものが雑誌以外になく、 男性そのものが情報収集にあまり熱意がないことが伺える。
女性についても妊娠期・1歳まで、 では情報収集がさかんであるが、 就園期には参考となる情報が全体に3割以下となり、 育児情報があまり必要ではなくなってくることがわかる。〈表■-1・2〉
■入浴と遊び相手では父親の参加率高め
家事分担で、 父親が半分以上を自分で分担している項目で比率の高いのは 「子どもの入浴の世話」 39%、 ついで 「遊び相手」 の23%である。 特に食事の用意は2%と担当率が最低で、
食事中の世話や相手は8%でややそれより高い程度である。 食事は母親という規範が非常に強いことが分かる。 育児の分担では実際に母親が担当しているものが圧倒的に多く、
負担の偏在の状況がはっきりと分かる。〈表■-1〉
■子育て支援は利用されている
サンプルのうち100人弱が、 江東区の子育てひろば利用者ということもあり、 全体でみると、 子育て支援を利用したことのある人は全体の35%となっている。
女性が4割を超えている。 利用した子育て支援は 「子育て支援センター」 で女性利用者の42%、 次が相談で39%となっている。 男性利用者 (全体の28%)
の半数以上が 「子育て支援センター」 と回答している。 生協組合員 (首都圏コープ事業連合加盟の生協) のサンプルでみても、 支援センターは3割を超える利用となっているが、
相談事業よりはやや低い。 都市的な特徴ではあるが。
この結果からみると、 子育て支援の項目もだいぶ浸透してきたという感があり、 行政や地域の支援が、 子育てのためのファミリーリソースを形成し始めていることがうかがえる。〈表■-1〉
5. 家族内の対等な協同と
家族外のサポートが大切
簡単に調査結果より紹介してきたが、 地域や行政の母親向けの子育て支援も定着してきた今、 本当に促進する必要のあるのは、 育児への父親の参画ではないだろうか。
グループインタビューを現在各地で行っているが (まだ終了していない)、 沖縄では 「おやじの会」 が中学を中心に盛んに活動しており、 そこでの父親たちのヒアリングで出た意見は非常に参考になる。
<思春期になって親父たちがでていっても、 非常に難しい。 沖縄では学校にどんどん顔を出すことができる条件があったので、 荒れた中学も立て直すことができ、
スポーツやクラブ活動にも参加して子どもとの交流を果たせているが、 職住分離した都会では、 できないと思う。 地域のこういう活動を、 子どもがもっと小さなうちからできればよかった>という話である。
親父の会とまではいかなくても、 子育てネットーク註6でも父親の姿が目につくようになった。 このような若い世代の動きをサポートするためには、 企業社会の全面的な改善が必要で、
現状では子どもがいても、 土日のみパパという状態である。 生協の職員調査でも然り。 生協という組織が、 到底子育て層男女に優しい職場ではないことがはっきりわかっている。
註7
「標準家族」 神話は (いまだ計算に使用されているが)、 現代日本社会では実態をまったく反映していない。 先の国勢調査では世帯ベースにして3割台の夫婦と子ども世帯、
そのなかの半数以下が成人未満の子どもをもつという時代である。 サラリーマン・専業主婦カップルによる子育ては、 子育て期の初期のみの瞬間形態になり、 社会全体からみると初期の子育て層は完全にマイノリティとなった。
このような状況だからこそ、 子育てが楽しくできるようなサポートシステムが必要なのだと考える。
註1 2000年全国組合員意識調査より。 『生協協同組合研究』 2001年2月号掲載の近本論考参照。 http:■■www.co-op.or.jp■jccu■sankaku■1news■old■news_vol7.htm#5
註2 山田昌弘 『家族のリストラクチュアリング』 1999年、 新曜社、 p184など。
註3 ベネッセコーポレーションの通信販売網の緻密さは驚異的であるが、 1歳半検診などで 「しまじろうのパペット」 はかなり普及していることがわかる。 今年度日本生協連で実施したインターネット組合員調査では、
お気に入りサイトを貼り付けてもらったところ、 ベネッセのサイトが断トツの1位であった。 http:■■www.co-op.or.jp■jccu■Press_Release■
Press_031002_01.htm 参照。
註4 調査の概要:<定量調査>実施主体 ■生協総合研究所 子育て研究会 (座長:福川須美 駒沢女子短期大学)、 対象者 首都圏コープ事業連合 YUMYUM
利用組合員・江東区子育て支援センターひろばのみずべ利用者・さいたま子育てネットワークのサロン利用者・山形子育てサークルランド利用者・駒沢女子短大付属幼稚園園児父母・栃木県小山市みゆき幼稚園園児父母、
合計で840サンプルのうち、 本来サンプル別にしか集計できないものであるが今回は紙幅の都合上で、 性別の分かる809サンプル合計で男女比較を行った。 地方都市のサンプル数が少なく、
首都圏の特色のでた値でああり、 中間報告的な数値である。 <定性調査>実施主体 同研究会及びそのチームによる文部科学省科研費調査を含む、 対象者 埼玉県新座市・東京都北区・東京都江東区・沖縄県那覇市にて小規模な父親グループインタビューを続行中である。
報告書は2004年4月発行予定。
註5 上記の子育て研究会メンバーで筆者以外の構成は、 福川須美・永田陽子 (臨床心理士) ・丹羽洋子 (育児文化研究所所長) ・新沢拓治 (江東区大島子育て支援センター)
・坂本純子 (新座子育てネットワーク) ・小沢重久と皆地恵美 (日本生協連)。 夫婦関係についての仮説コメントは永田氏。
註6 埼玉県内にある子育てネットワークでのイベントで運動会やキャンプへの父親の参加率は高まってきていると、 メンバーの坂本氏のコメント。 坂本氏の HP
も参照。 http:■■homepage3.nifty.com■j-sakamoto
註7 日本生協連 10生協の職員を対象とした 『女性・男性職員のくらし方と働き方調査報告書』 2000年。
関連資料は http:■■www.co-op.or.jp■jccu■sankaku■1news■old■news_vol7.htm#5 や http:■■www.co-op.or.jp■jccu■sankaku■1news■old■news_vol7.htm#5
など。
■-1 子供に関わった経験 0~2歳の子供 % 合計 よくあ
った 時々あ
った たまに
あった 全くな
かった 身近に
いた 無回答 合計(n=809) 100.0 10.3 10.3 29.4 36.7 7.2 4.2 女性
(n=432) 小計
(n=432) 100.0 14.6 13.2 28.5 32.6 7.9 3.2 20歳代
(n=80) 100.0 12.5 12.5 28.3 35.0 11.3 2.5 30~34歳
(n=202) 100.0 12.4 16.8 31.7 29.2 6.9 3.0 35~39歳
(n=119) 100.0 17.6 8.4 24.4 37.8 7.6 4.2 40歳以上
(n=31) 100.0 22.6 9.7 29.0 29.0 6.5 3.2 男性
(n=377) 小計
(n=377) 100.0 5.3 6.9 30.5 45.6 6.4 5.3 20歳代
(n=39) 100.0 2.6 10.3 41.0 43.6 - 2.6 30~34歳
(n=137) 100.0 4.4 10.9 29.2 48.9 3.6 2.9 35~39歳
(n=128) 100.0 7.0 3.1 30.5 44.5 7.0 7.8 40歳以上
(n=73) 100.0 6.5 4.1 27.4 42.5 13.7 6.8
■-2 第1子出産前に産院で指導を受けたか % 合計 オムツの替え方 ミルクの調乳
・飲ませ方 赤ちゃんの体の仕組み 退院後の生活 家族の協力 沐浴の仕方 その他 受けていない 無回答 合計 100.0 30.6 32.4 24.2 33.6
21.0 5.8 8.0 44.7 1.5 女性 小計 100.0 51.6 54.4 42.1 55.1 29.6 7.9 13.7 17.4 0.7
20歳代 100.0 51.3 55.0 40.0 57.5 31.3 10.0 12.6 16.3 1.3 30~34歳 100.0 47.5 50.0
42.1 51.5 29.2 6.4 16.8 19.3 0.5 35~39歳 100.0 58.0 58.0 45.4 57.1 30.3 6.7 10.9
12.6 - 40歳以上 100.0 51.6 61.3 32.3 58.1 26.8 12.9 6.5 16.1 3.2 男性 小計 100.0 6.4
7.2 3.7 8.8 11.1 3.4 1.6 76.1 2.4 20歳代 100.0 7.7 10.3 - 12.8 15.4 2.6 - 74.4
- 30~34歳 100.0 5.8 7.3 2.2 9.5 11.7 5.1 2.9 73.0 2.2 35~39歳 100.0 7.0 7.8 6.3
10.9 10.9 3.9 0.8 71.9 3.1 40歳以上 100.0 5.5 4.1 4.1 1.4 8.2 - 1.4 86.3 2.7
■-1 家族とのコミニュケーションを意識的にとっているか % 合計 とっている とっていない 無回答 合計 100.0 85.9 13.1 1.0 女性
小計 100.0 86.1 13.0 0.9 20歳代 100.0 93.8 6.3 - 30~34歳 100.0 85.1 13.4 1.5 35~39歳
100.0 84.0 15.1 0.8 40歳以上 100.0 80.6 19.4 - 男性 小計 100.0 85.7 13.3 1.1 20歳代 100.0
87.2 12.8 - 30~34歳 100.0 86.9 11.7 1.5 35~39歳 100.0 85.9 13.3 0.8 40歳以上 100.0
82.2 16.4 1.4
■-2 子供が生まれてからパートナーとの関係に変化があったか % 合計 変わらない 以前より良くなった 以前よりまずくなった 無回答 合計 100.0
69.6 13.7 12.7 4.0 女性 小計 100.0 64.1 16.0 16.0 3.9 20歳代 100.0 65.0 21.3 13.8
- 30~34歳 100.0 61.4 16.3 17.8 4.5 35~39歳 100.0 65.5 13.4 16.8 4.2 40歳以上 100.0
74.2 9.7 6.5 9.7 男性 小計 100.0 75.9 11.1 9.0 4.0 20歳代 100.0 66.7 20.5 12.8 - 30~34歳
100.0 78.1 8.0 10.9 2.9 34~39歳 100.0 80.5 10.2 4.7 4.7 40歳以上 100.0 68.5 13.7
11.0 6.8
■-1 パートナーとの育児での意見の相違をどのように解決するか % 合計 パートナーの言うとおりにする 自分の思うとおりにする 無視する 口をきかない
十分に話し合う その場を離れる その他 無回答 合計 100.0 17.1 11.1 2.2 1.9 54.8 2.6 5.6 4.8 女性 小計 100.0
5.3 16.9 2.5 1.9 59.7 3.2 6.3 4.2 20歳代 100.0 6.3 16.3 2.5 1.3 65.0 - 5.0 3.8
30~34歳 100.0 6.0 16.8 1.0 1.5 57.4 5.4 7.4 5.4 35~39歳 100.0 5.9 17.6 3.4 2.5
59.7 1.7 6.9 3.4 40歳以上 100.0 3.2 16.1 9.7 3.2 61.3 3.2 3.2 - 男性 小計 100.0 30.5
4.5 1.9 1.9 49.1 1.9 4.8 5.6 20歳代 100.0 23.1 5.1 2.6 - 61.6 7.7 - - 30~34歳 100.0
33.6 7.3 1.5 3.6 43.8 - 7.3 2.9 35~39歳 100.0 27.3 3.9 2.3 1.6 61.6 0.8 2.3 10.2
40歳以上 100.0 34.2 - 1.4 - 47.9 4.1 6.8 5.5
■-2 パートナーの育児についてどう思うか % 合計 よくや
っている やってあたりまえ やっていない 無回答 合計 100.0 80.1 11.6 6.7 1.6 女性 小計 100.0 68.8 16.9 12.3
2.1 20歳代 100.0 81.3 11.3 6.3 1.3 30~34歳 100.0 70.3 17.3 9.9 2.5 35~39歳 100.0
61.3 21.8 16.0 0.8 40歳以上 100.0 54.8 9.7 29.0 6.5 男性 小計 100.0 93.1 5.8 0.3 1.1
20歳代 100.0 94.9 - 2.6 2.6 30~34歳 100.0 94.9 4.4 - 0.7 35~39歳 100.0 90.6 0.6
- 0.8 40歳以上 100.0 93.2 5.5 - 1.4
■-1 自身は育児をするか % 合計 自分のすべきことをしている 成り行きでする パートナーに頼まれた時する 自分はする必要がない 無回答 合計 100.0
75.8 16.3 6.9 0.1 0.9 女性 小計 100.0 97.9 1.6 - - 0.5 20歳代 100.0 97.5 2.5 - - -
30~34歳 100.0 97.0 2.0 - - 1.0 35~39歳 100.0 99.2 0.8 - - - 40歳以上 100.0 100.0
- - - - 男性 小計 100.0 50.4 33.2 14.9 0.3 1.3 20歳代 100.0 53.8 33.3 12.8 - - 30~34歳
100.0 48.2 32.8 16.8 0.7 1.5 35~39歳 100.0 53.1 35.2 10.9 - 0.8 40歳以上 100.0 47.9
30.1 19.2 - 2.7
■-2 乳児期の育児は母親に任せるのはあたりまえだと思うか % 合計 あたりまえだと思う あたりまえではないと思う 無回答 合計 100.0 28.9
70.0 1.1 女性 小計 100.0 25.0 74.3 0.7 20歳代 100.0 23.6 76.3 - 30~34歳 100.0 25.2
73.8 1.0 35~39歳 100.0 26.9 72.3 0.8 40歳以上 100.0 19.4 80.6 - 男性 小計 100.0 33.4
65.0 1.6 20歳代 100.0 23.1 76.9 - 30~34歳 100.0 35.8 62.0 2.2 35~39歳 100.0 33.6
64.8 1.6 40歳以上 100.0 34.2 64.4 1.4
■-1 子供が生まれた場合、 自身の育児休業を希望するか % 合計 とりたい とりたいが現実には無理 とりたくない とりたくないが現実にはとる 無職なので該当しない
無回答 合計 100.0 10.5 36.1 10.5 0.7 40.9 1.2 女性 小計 100.0 13.2 7.4 0.9 0.9 76.6 0.9
20歳代 100.0 12.5 8.8 - - 78.8 - 30~34歳 100.0 11.9 5.9 1.5 1.5 78.2 1.0 35~39歳
100.0 14.3 7.6 - 0.8 75.6 1.7 40歳以上 100.0 19.4 12.9 3.2 - 64.6 - 男性 小計 100.0
7.4 69.0 21.6 0.5 - 1.6 20歳代 100.0 2.6 66.7 30.8 - - - 30~34歳 100.0 7.3 67.2
24.8 - - 0.7 35~39歳 100.0 10.2 71.9 15.6 - - 2.3 40歳以上 100.0 5.5 68.5 20.5 2.7
- 2.7
■-1 育児の参考にしたこと-妊娠期 % 合計 育児雑誌・マタニテ
ィー 専門育児書 新聞やその他雑誌 テレビ インターネット上の情報 医師など専門家の意見 公的な場での情報 祖父母の意見 友達・同僚・地域の人の意見 日頃接している保育士や教師
無回答 合計 100.0 71.9 34.0 14.6 16.9 13.0 26.8 29.5 38.9 40.5 1.6 7.2 女性 小計 100.0
90.3 42.8 15.3 21.1 16.2 38.9 43.6 43.1 48.6 1.9 0.9 20歳代 100.0 90.0 36.3 11.3
18.8 18.8 43.8 35.0 51.3 45.0 1.3 - 30~34歳 100.0 90.1 41.6 18.8 23.8 20.3 34.2
43.1 42.6 64.0 3.0 1.5 35~39歳 100.0 91.6 46.2 9.2 17.6 10.1 38.7 44.5 37.8 41.2
- 0.8 40歳以上 100.0 80.6 51.6 22.6 19.4 6.5 48.4 61.3 38.7 45.2 3.2 - 男性 小計 100.0
50.9 23.9 13.8 12.2 9.3 13.0 13.5 34.2 31.3 1.1 14.3 20歳代 100.0 53.8 15.4 17.9
12.6 2.6 12.8 12.8 56.4 51.3 2.6 10.3 30~34歳 100.0 54.7 25.6 11.7 12.4 13.1
15.3 14.6 32.8 29.2 0.7 14.6 35~39歳 100.0 53.1 25.0 14.1 12.5 10.2 12.5 11.7
29.7 32.0 1.6 11.7 40歳以上 100.0 38.4 23.3 16.1 11.0 4.1 9.6 15.1 32.9 23.3 -
16.4
■-2 育児の参考にしたこと-乳児期 % 合計 育児雑誌・マタニテ
ィー 専門育児書 新聞やその他雑誌 テレビ インターネット上の情報 医師など専門家の意見 公的な場での情報 祖父母の意見 友達・同僚・地域の人の意見 日頃接している保育士や教師
無回答 合計 100.0 63.2 39.1 16.9 24.5 14.7 27.2 33.0 61.2 56.1 6.3 7.9 女性 小計 100.0
66.0 51.4 18.1 31.1 17.6 36.4 53.9 61.8 71.3 10.9 1.9 20歳代 100.0 55.0 47.5 18.8
33.8 23.8 37.5 48.8 62.6 77.5 16.3 2.5 30~34歳 100.0 65.8 49.0 21.3 34.7 22.8
37.6 54.5 62.9 72.8 10.4 2.6 35~39歳 100.0 73.1 53.8 11.8 25.1 7.6 34.5 56.3
61.3 66.4 9.2 0.8 40歳以上 100.0 64.5 61.3 19.4 19.4 6.5 51.6 45.2 48.4 54.8 6.5
- 男性 小計 100.0 38.5 24.9 15.6 16.7 11.4 14.3 9.0 39.0 38.7 1.1 14.9 20歳代 100.0
35.9 25.6 17.9 15.4 5.1 15.4 7.7 56.4 51.3 2.6 10.3 30~34歳 100.0 41.6 21.9 14.6
17.5 14.6 15.9 8.0 39.4 39.4 0.7 17.6 35~39歳 100.0 40.8 25.8 14.8 18.0 14.1
11.7 10.9 36.7 39.8 1.6 10.9 40歳以上 100.0 30.1 29.8 17.8 13.7 2.7 16.4 8.2 32.9
28.8 - 16.4
■-1 育児の分担中、 自身が半分以上分担しているもの % 合計 子供の食事の世話 食事中の世話や相手 子供の送迎 子供の遊び相手 子供の入浴の世話 就寝時の相手
オムツ取替え 子供の着替え 子供の洗顔・髪すき 無回答 合計 100.0 53.0 51.5 30.2 61.3 52.8 50.9 50.3 49.7
43.5 21.9 女性 小計 100.0 97.5 89.4 53.7 76.4 65.3 83.1 89.4 87.0 77.1 0.6 20歳代
100.0 95.0 86.3 36.3 68.8 60.0 78.8 90.0 83.8 70.0 - 30~34歳 100.0 95.0 87.1
42.1 78.2 64.4 83.2 89.1 86.6 75.7 0.5 35~39歳 100.0 98.3 89.1 76.5 75.6 65.5
82.4 85.7 87.4 77.3 0.8 40歳以上 100.0 100.0 86.8 71.0 71.0 67.7 87.1 90.3 83.9
87.1 - 男性 小計 100.0 2.1 8.2 3.2 22.5 38.5 14.1 5.6 6.9 5.0 46.4 20歳代 100.0 2.6
15.4 5.1 33.3 51.3 5.1 7.7 7.7 - 28.2 30~34歳 100.0 1.6 6.6 3.6 21.9 37.2 16.1
5.8 6.6 5.1 48.9 35~39歳 100.0 2.3 8.6 1.6 21.1 34.4 13.3 3.9 5.6 4.7 45.3 40歳以上
100.0 2.7 6.8 4.1 20.5 39.7 16.4 6.8 9.6 6.8 50.7
■-1 利用したことのある子育てへの支援 % 合計 保育園を使った地域活動 学習会や講座 子育て支援センター ベビーシッタ
ー 生協の育児支援事業 育児相談・電話相談 サポートや事業 ベビーホテル その他 無回答 合計 100.0 19.9 18.5 45.5 3.8 - 29.0
10.8 1.0 11.5 3.5 女性 小計 100.0 22.0 24.2 42.3 3.8 - 38.5 11.5 1.1 12.1 1.6 20歳代
100.0 17.9 23.1 46.2 2.6 - 35.9 12.8 - 5.1 - 30~34歳 100.0 23.1 25.3 46.2 2.2
- 36.3 7.7 1.1 13.2 3.3 35~39歳 100.0 16.7 23.8 33.3 4.8 - 47.6 16.7 2.4 16.7
- 40歳以上 100.0 50.0 20.0 10.0 20.0 - 30.0 10.0 - - - 男性 小計 100.0 16.3 8.7 51.0
3.8 - 12.5 9.6 1.0 10.6 6.7 20歳代 100.0 21.4 7.1 50.0 - - 14.3 14.3 - 21.4 -
30~34歳 100.0 16.2 2.7 62.2 - - 16.2 8.1 - 13.5 2.7 35~39歳 100.0 16.9 11.6 44.2
7.0 - 9.3 9.3 2.3 2.3 11.6 40歳以上 100.0 10.0 20.0 30.0 10.0 - 10.0 10.0 - 20.0
10.0