2001年2月号
コラム


「勘定」労働から「感情労働」へ

看護職の人と「感情労働」について議論している。看護の仕事は人の生き死にかかわるが、それだけに激しい喜怒哀楽の渦のなかでの仕事になる。しかし、これまで看護職と患者をとりまくこの感情問題はあまり重要視されてこなかった。

考えてみれば、看護職だけでなく、対人サービスの仕事は、他者の感情文化や感情規則を的確に読みとり、感情への働きかけを通じて、生活の質の改善をはかることではないか。協同組合の仕事にもこの「感情労働」の視点が必要ではないか。笑う門には福来る!!(楽天)


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