2000年10月号
コラム
タバコが健康にダメージを与えるという科学的知見が蓄積されるなかで、喫煙(とりわけ若年者の)を抑制しようとする対策が各国でとられ、フランスなどが成果をあげている。JTがこれに否定的な役割を果たしてきたことがWHOなどによって報告されている。厚生省の対策検討会でも高名な文学者が「喫煙は文化」として抑制的対策に抵抗した。そのためか政府の健康戦略である「健康日本21」からタバコ対策は姿を消した。世界有数のタバコ企業をかかえていても、イギリス政府の立場はズバリこうだ。「Smoking
Kills」 (郁)
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