2000年4月号
コラム
テレビで、 北海道のニセコ町が紹介されていた。
「自ら考えて自ら行動できる自治体を創りたい」
という"志"をもつ40歳の町長は、 議論の過程を共有するために情報公開を徹底し
「顔が見える町づくり」 を目指している。 ここでは、
多様な人の存在が元気の素だ。 【川がある→船で下る→面白い→商売になる】という発想で仕事を起こしたオーストラリア人は、
「会社のためもあるけど、 自分のために70人のスタッフは頑張っている」
と語った。 「人が頑張れるシステムづくり」 が自由に実行されていて実に楽しそうであった。
(掛)